企業情報

代表取締役社長
瀬口弘樹

60周年を迎えるにあたって

弊社は1964年に創業し（当初はスピーカーコーン紙）来年2024年に60周年を迎えます。私の父 瀬口 弘が初代で2代目が叔父の瀬口 光夫、私は3代目として2013年4月に代表取締役に就任しました。

発泡スチロール業界を取り巻く環境は創業当時から大きく変化しています。家電製品の緩衝材から始まり、魚を入れる保冷箱が主流でこの2点しかありませんでした。業界の生産量は右肩上がりで1990年ごろがピークで全国で約24万ｔでした。300社ほどのモルダーがあり、価格競争はあまりありませんでした。しかし生産工場の海外移転、脱発泡による素材変換、ゴミの問題などから生産量は年々落ち込み、昨年は約半分の12万ｔとなっています。弊社もこの環境の変化に対応すべく多彩な別の用途へ舵を切りました。ブロック成形機、低発泡成形機、ＮＣニクロムカット機を導入し土木、住宅断熱材、換気システムの部材成形などと、従来より付加価値を高めた製品を創りこみ顧客のニーズに応えるために技術を磨いております。今後もこの技術を継承し発展していくように努力していく所存です。